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日銀が日本企業の大株主!?



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日銀が日本企業の大株主という異常な事態が続いている。2021年3月9日の記事によると以下の通り。これは1年前の記事です。

日銀はTOPIX連動型や日経平均株価連動型などのETFを買い入れており、間接的に日本企業の株式を保有している。2月16日時点の東証1部の時価総額は735兆円なので、日銀保有の50兆円は市場全体の約7%に相当する。日銀は年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)を上回り、国内最大の株主になったとみられる。


2021年4月8日の週間ダイヤモンドにも記事が出ている。日銀が日本企業の大株主であることは周知の事実です。


【参考】2021年4月8日の週間ダイヤモンド「日銀が大株主の企業ランキング!3位TDK、2位ユニクロ、1位は?21年3月末のETF保有大幅増」


さて、この日銀による株式の購入。日本企業の資金調達に影響をほとんど与えていない。ただのマネーゲームです。


証券市場で日本企業が資金調達する方法は2つある。1つは新しい株式を発行して資金を調達するエクイティ・ファイナンス。もう1つは新しい社債を発行して資金を調達するデット・ファイナンスです。日銀が株価対策に使った資金は、これらの用途には1円たりとも使われていない。日本企業の資金調達には役に立っていないのです。


日本企業の資金調達ではなく、株主すなわち資本家によるマネーゲームのための利益補填にしかなっていない。日銀による株の購入資金は、日本企業ではなく、株式の前の所有者である資本家(元株主)に渡された。


株価が上昇するということは、配当利回りが下がることを意味する。株式購入して長期保存するようなバイ・アンド・ホールド型の投資家の収益源は配当収入。低い配当利回りで長期保存んんて無理な話です。つまり、健全な投資家の育成にはなっていない。


だから、日銀の株価対策は「株式を売ったり買ったり」いているようなマネーゲームの投機筋の育成にしか使われていない。まぁ、言ってみれば政治家を喜ばすためだけのゴマスリ経済政策にすぎないのが実態です。


日銀が紙幣を印刷して株を買う。日銀が使ったお金は日本企業の資金調達には使われない。日本政府は日銀の大株主で、日銀は日本企業の大株主。


これでは生産手段の社会所有であり、日本企業の実質国有化でしかない。社会主義もしくは国家独占資本主義と言うのが妥当かもしれない。


こんな異常な経済政策を見直すつもりはないらしい。異常が日常化いているのが日本の実態です。そろそろ、見直す時期に来ているのではないか?

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