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社会主義国のような牛乳の生産



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牛乳に関するニュースが散見される。例えば、以下のようなニュースです。


コロナ禍で牛乳の消費が低迷する中、ロシアによるウクライナ侵攻でさらに厳しい状況にあるといいます。
◆酪農家 重見宝弘さん
「牛乳の1リットル当たりの単価は昔から変わっていないが、経費だけが毎月上がっているような状態。」
◆酪農家 重見宝弘さん
「ウクライナとロシアは小麦やトウモロコシ、穀物を生産している国で、戦争が起こるとヨーロッパの輸入している国がアメリカや中国の(飼料の)引き合いが強くなるのでその影響が日本にも出てくる。」
重見さんが飼育に使う牧草は1日に約1トン。その全てをアメリカから輸入しています。しかし値段はこの1か月で2割ほど高くなりました。
【出典】2022年04月06日のTOSテレビ大分「牛乳消費低迷…コロナ禍で苦境にあえぐ酪農家 ウクライナ侵攻が追い打ち」


でも、牛乳に関するニュースは年末年始にもあった。筆者もブログに書いている。


「牛乳の高値を維持するための牛乳廃棄は正しいのだろうか。このような保護行政は段階的に縮小してかなければ、いつまでたっても日本の酪農農家は競争力が弱いままです。
」との見解でした。


●牛乳の廃棄処分は正しいのか?(2021年12月22日)


結局、同じことを繰り返している。農水省のお役人は、現状の酪農行政が正しいと思っている。


酪農ビジネスお企業経営者が運営しているわけではない。経営能力ゼロのお役人が酪農ビジネスを生産調整している。


3月30日に、「4月~5月の処理不可能乳発生回避についてのお願い」と題し、公式ホームページなどを通じてメッセージを送ったのは、一般社団法人日本乳業協会。消費者に「乳牛に春休みやゴールデンウィークはありませんので、食品ロスにつながらないようご協力願います」と訴えた。乳業関係者には、製品の生乳使用率の引き上げ、牛乳にウエイトを置いた生産販売、乳製品工場のフル稼働などを要請している。
【出典】2022年4月9日のラジトピ(ラジオ関西トピックス)「学校休みやGWなどに牛乳が大量に余ってしまう…今後「需要に応じられない」懸念も 理由は?解決策は? 日本乳業協会に聞いた」


まさに、年末年始にやったことと同じ。日本乳業協会は農林水産省の天下り団体です。


牛乳生産に必要な飼料価格は2割上昇しており、牛乳価格を値上げしても牛乳価格の高騰で牛乳の消費量は減少して、大量の牛乳が余る。牛乳価格を値下げして、牛乳の消費量を増やそうにも飼料価格の高騰などで牛乳の生産コストが上昇しているので、価格を下げたくても下げられない。


結果として、牛乳の価格は据え置きとなる。


このまま行けば、酪農農家の経営状態は悪化して行く。これが農林水産省のお役人にょる計画生産の結末です。


「牛乳の消費量が減っても、乳牛の飼育頭数を減らすことはできない」。こんなものは役人の言い訳です。


牛乳を生産量が減らなければ、牛乳を生産するすべての酪農家の経営が悪化する。護送船団方式ですべての酪農家を保護することはできない。


牛乳の生産ではなく、チーズの生産に重点を置けば良いだけ。日本国内の牛乳やチーズの消費量が増えなくても、チーズは牛乳とは違って海外に輸出すれば問題解決力です。日本国内の牛乳やチーズの価格が低迷していても、海外では食料品価格は高騰している。チーズは日本よりも所得水準が高いドイツ、フランス、デンマークなどの輸出品です。必ずしも農地面積が広いわけでぉない。


要は、企業努力が足りないわけです。農林水産省の役人に経営能力なんてあるわけがない。規制を緩和して、もっと自由にやる必要がある。

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