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ウクライナに憲法9条があれば侵攻されなかったのか?



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2022年4月5日の夕刊フジに「ウクライナに憲法9条があれば侵攻されなかったのか? 日本は「平和憲法」という幻想への〝信仰〟から目覚める時期」という記事があった。書いたのは岩田温 氏です。

仮に、憲法9条が一国の平和を維持し、他国の侵略を妨げるとするならば、憲法9条が存在すればウクライナの平和が維持できたことになる。
だが、誰もウクライナに憲法9条が存在しなかったから、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領が侵略を決断したとは考えないはずだ。
国際法を無視し、国際秩序を蹂躙(じゅうりん)してでも自らの野望のために他国を侵略する国家が存在する。こうした過酷な現実を受け止めるときだ。「平和憲法」という幻想から目覚める時期が到来したのである。


ある意味で正しい。このような現実が実際にあることを否定できない。


そのために自衛隊があるのだと言う人もいるでしょう。


憲法第9条に書かれている非武装中立なんてものは幻想でしかない。自衛隊による武装中立政策で十分か?という問題もある。


ウクライナに憲法9条があれば侵攻されなかったのか? と岩田温 氏は問いかけている。筆者は別のことも問いかけてみたい。


永世中立国であったベルギーは、なぜ永世中立を放棄したのか?


ベルギーが永世中立国であったことを知らない人が多い。ベルギーh1831年にオランダから分離独立した。1839年にベルギーを永世中立国とする条約がイギリス、フランス、プロイセン、オーストリア、ロシアで締結され、オランダも承認した。


ベルギーの永世中立は、第一次世界大戦と第二次世界大戦でドイツによって無視されることになる。今のロシアによるウクライナ侵攻と同じです。


第一次世界大戦前にシェリーフェン計画というものがドイツで立案された。永世中立国であるベルギーに侵入して、フランスのパリを北回りに包囲する計画です。これは第一次世界大戦で実際に実行され、ドイツによるベルギー侵攻を理由にイギリスは第一次世界大戦に参戦した。第一次世界大戦でベルギーは国土をドイツ軍により占領された。


ここで注意しておくべきことがある。なぜ、スイスの永世中立を侵犯し南まわりでフランスのパリを包囲して陥落させなかったのか。スイスは現在においてもヨーロッパ屈指の陸軍大国であり、徴兵制による男子の国民皆兵制度が採用されている。ドイツはヨーロッパ屈指の陸軍大国であるスイスとの戦争は避け、陸軍力が弱体なベルギーの中立侵犯を行った。そしてベルギーは永世中立国であるにも関わらず、戦場となった。


第二次世界大戦でもベルギーは永世中立国であった。ナチスドイツは、オランダとベルギーに侵攻した。フランスとイギリスの連合軍がベルギー救援に向かうと、アンデヌの森を抜けてパリへと向かった。
第二次世界大戦でもドイツはスイスに侵攻しなかった。それはスイスがヨーロッパ屈指こ陸軍大国だったからです。あのヒトラーですら手を出さなかった。


ベルギーは第二次世界大戦後に永世中立を放棄した。そして、NATOに加盟した。


軍事的には魅力ある中立国は中立できない。ただし、魅力ある中立国が中立を維持できるのは、その国が軍事大国である場合だけです。


実際に、陸軍大国であるスイスは中立を維持して平和を維持できた。陸軍力が弱いベルギーはスイス同様の永世中立国であったにも関わらず、第一次世界大戦と第二次世界大戦でドイツ軍に占領されて国土は戦場となった。


では、日本に自衛隊だけで国を防衛する能力があるのか? 今の自民党政権はアメリカ追随の方針です。


自衛隊があるから平和が維持できると考えるのもどうかとも思う。実際に、自衛隊が存在していても、北朝鮮は日本人を拉致して行った。自衛隊があっても国民の平和なんて守れていない。

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