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竹中平蔵氏は、弱者切り捨て論者か?



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竹中平蔵氏の発言が話題になっている。このブログでは民間人の話題を扱うことは原則としてない。彼は元参議院議員であり公権力を行使する立場にいた公人です。この問題について書いてみる。


ます、議論の発端となった東洋経済オンラインの記事を紹介します。次に、竹中平蔵氏の主張に批判的な女性自身の記事を紹介します。


●竹中平蔵「私が弱者切り捨て論者というのは誤解」
ベーシックインカムは究極のセーフティーネット
東洋経済オンライン   2021/12/02
中島 順一郎 : 東洋経済 記者


●竹中平蔵“弱者切り捨て論者”を否定も「弱者搾取」「食い物にしてる」と異論爆発
女性自身   2021/12/03 11:00



竹中平蔵氏は1998年の小渕政権以降の経済政策に関与してきた。この期間に日本経済になにが起きたのか。先進国なみだった日本の1人あたりGDPは、韓国や台湾などの途上国なみに転落し、日本の平均年収はアメリカの6割の水準に転落、韓国や台湾なみの年収になった。


彼は、小泉政権で労働ビックバンなるものを推進。派遣労働の規制緩和、外国人労働者の受け入れなどに関与してきた。非正規労働者は労働人口の約4割になった。


平均年収を下回る低賃金労働者を拡大して来たのだから、日本の平均年収を比較下げる方向に作用するのは当たり前です。日本の平均年収は横ばいだから、労働ビックバンなる政策で低賃金労働者が増えた一方で、高年収の人も増えたことになる。


これが格差社会と呼ばれるものです。勝ち組とか負け組という言葉も普通に使われるようになった。


こういう社会に賛成の人も反対の人もいるでしょう。でも、竹中平蔵氏が経済政策の責任者として、こういう社会を作り上げたのは否定できない事実です。



彼は、日本を先進国から途上国に転落させた責任者のひとりです。格差社会を作り上げた責任者のひとりです。


竹中平蔵氏は経済政策の責任者だったのだから、彼には政治責任がともないます。これはどうしようもないことです。


彼は政治家として低賃金の派遣労働を拡大する政策を実施した。そして、人材派遣会社のパソナに天下りをした。この行動は、日本で天下り批判の対象になる。日本以外の国でも同様でしょう。


パソナというのは、政治家に動いてもらって金儲けをする政商です。実際に、派遣労働の規制緩和を政治家に要請していた。それで金儲けをしている。竹中平蔵氏もある意味で政商と呼ぶことができるでしょう。


パソナの派遣労働は、低賃金労働です。平均賃金を下回る低賃金労働者で間違いない。低賃金労働者の賃金をピンハネしてお金儲けしているパソナ会長が竹中平蔵氏です。弱者の味方とは言えないでしょう。


●竹中平蔵氏「東京五輪で1円ももうけてない」YouTubeで憤慨「どこに証拠?嘘ばかり」
デイリー   2021.11.30


東京五輪でパソナが労働者を派遣したのは事実です。「東京五輪で1円ももうけてない」と嘘を言うのは問題です。自身の行動が正しいのであれば「東京五輪に労働者を派遣し、人材派遣会社として正当な対価を受け取った」と言えば良いだけです。嘘を公言する必要性はない。



竹中平蔵氏の言動については話題になることがある。今回は、客観的な立場から彼の言動について論評してました。

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