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病院が盲導犬の同伴を拒否



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2021年11月22日の京都新聞によると、京都市内の私立病院で盲導犬の同伴を拒否したと報じている。京都新聞の電子版は以下のように伝えている。

 「受診に際し、盲導犬を同伴したいと病院にお願いしたが拒否された」と、京都市左京区の視覚障害者の男性(77)から困惑した声が京都新聞社に寄せられた。身体障害者補助犬法は、病院や店舗を含む公共の施設に対し、盲導犬や聴導犬、介助犬の受け入れを義務付けている。関西盲導犬協会(京都府亀岡市)などに取材すると、障害のある人を助ける補助犬への理解がまだ社会に浸透していない現状が見えてきた。
 盲導犬ユーザーの男性は9月中旬、京都市左京区にある私立病院を初めて受診することになった。盲導犬の同伴が可能か、事前の確認を同協会に依頼。病院の回答は「同伴できない」だった。
 同協会は、補助犬に関する窓口がある市障害保健福祉推進室と、医療を担当する市医療衛生企画課に相談。市の担当者から病院に、補助犬法の趣旨などを説明してもらったが、受け入れられなかったという。
 やむなく男性は、受診当日に同協会職員に同行してもらい、診察中は病院の外で盲導犬を預かってもらった。定期的な通院を勧められたが、盲導犬を同伴できないため断念したという。「病院は、盲導犬ではなく視覚障害者の治療を拒んだことに気付いているのだろうか」と男性は憤る。
 病院側は取材に対し「別の患者の中に、犬にアレルギーのある人や犬嫌いの人がいるかもしれない。法の趣旨は分かるが、少しでもリスクがある限り、現実的には受け入れられない」と回答。市障害保健福祉推進室は「今回のように、行政が指導しても拒否される事例は非常にまれ。法の趣旨が正確に伝わらなかったのは大変残念」としている。


筆者は、目の病気でほとんど目が見えない状況を経験している。一番悪い時で0.01と0.02だった。視覚障害者1級がどんな状態がどんな状態かを身を持って体験した。現在は視力が回復して日常生活に支障はない。でも、当時の状況を忘れたりはしない。



実は、視力が0.01と0.02でも外出はできる。とても危険です。10m先の自動車が見えない。目をつぶって音を聞いて自動車の接近を知るのと、ほぼ同じ距離しか見えない。病院や薬局に行くために外出です。


信号機の色が見えない。そもそも、信号機が見えない。何回も経験すると、誰が交通ルールを守るのかに気が付く。クルマのドライバーと若い女性です。小さな子共をつれた女性は必ず信号を守る。男性の歩行者と中高年の女性は赤信号を横断する時がある。クルマの流れと若い女性の動きで信号の色が判断できるようになる。


問題は自動車の通る信号機のない道路を横断する時です。通行人がいないなんて、普通にある。10m先の自動車しか見えない。右側から来る自動車しか確認できない。右側から来る自動車だけを確認して道路を横断する。左側から来る自動車の運転手が道路を横断いて渡る歩行者を発見してブレーキを踏むと信じて道路を横断する。交通事故を覚悟で渡る。


もっと危険なのは、信号のない路地から出てくる自動車に気が付かないこと。何回も自動車にひかれそうになった。


病院に行くには電車に乗らないといけない。危険はホームです。黄色い点字ブロックが頼りです。実際はは、点字ブロックの外側を歩くしかない。目の不自由な人のホームからの転落事故は時々あります。


これは実際に体験したことです。視力の問題がある人にとって、毎日の外出は命懸けです。交通事故を覚悟で出かける。


盲導犬がいれば、こういう問題は起きない。人命にかかわる問題です。


筆者の場合は病気が原因だったので、回復の可能性があるという理由で視覚障害者の認定はない。つまり、盲導犬はいない。だから、とても危険な外出を経験した。外出先は病院か薬局です。


視覚障害者の外出は非常に危険で命懸けです。盲導犬がいるから安全に外出できる。


実際に、これを経験した人間として、今日はブログを書きました。盲導犬が同伴できないと命懸けの日常になるんです。

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