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ドル建てで見た日本のGDP



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小泉純一郎で戦後最長の景気回復、安倍晋三政権でも戦後最長の景気回復。役人による経済統計の改竄が発覚しており、大本営発表を信じるかどうかは個人の自由です。

ただ、本当に経済成長をしていたとするならば、「失われた30年」なんて言葉は存在していないはずです。日本の年収が韓国以下になったのも事実です。


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【出典】2021年10月20日 朝日新聞デジタル 「韓国に抜かれた日本の平均賃金 上がらぬ理由は生産性かそれとも…」


なぜ、日本だけが平均年収が増えていないのか? それは経済成長していないからです。


日本の経済統計に関する信憑性が低下しているのは事実です。でも、経済統計には「嘘をつきやすい統計」と「嘘をつきにくい統計」がある。例えば、賃金統計や名目GDPで嘘をつくと「現実と一致しない。おかしいじゃないか!」という話になる。だから、嘘をつきやすい統計は実質GDPです。

名目GDPはマイナス成長でも、物価の影響を除いた実質GDPはプラス成長です。政権与党にとって都合の良いように大本営発表をやる。

だから、少なくとも名目GDPの方が役人による嘘が少ない統計です。


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【出典】2019年1月3日の産経新聞電子版 ‘‘データで振り返る平成経済 バブル後、再生は道半ば’’

平成元年は1989年なのでバブル経済の末期です。この直後から失われた30年が始まる。平成12年が2000年、平成22年が2010年、平成29年が2017年です。


2008年のリーマンショックとその直後の民主党政権を除いて低成長をしているように見える。これをドル建てのGDPで見ると話が変わって来る。


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【出典】2022年5月8日のファイナンシャルスター ‘‘日本の1人当たりGDP推移と世界の1人当たりGDP’’


〈参考〉GDP(ドル名目)の推移 CD Freak!


グラフを見ればわかるように、1990年以降の失われた30年にドル建てでの日本のGDPは横ばいで成長していない。

円相場は大きく動いているように見えるけれど、1980年代のプラザ合意より後は、1ドルが80円から145円で、100円をはさんだ値動きが続いていた。

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【出典】2020年4月7日のフィナンシャルフィルド ‘‘外貨建て保険を契約する前に知っておくべき「為替相場の長期的な推移」って?’’


1990年から2020年は、日本では「失われた30年」だった。アメリカや中国は経済成長を続けて来た。その結果が、最初のグラフにあるような日本だけが賃金が上がらない状態です。

海外は、リーマンショックを除けば好景気だった。年収も上がり、どんどん豊かになった。日本が「失われた30年」で取り残された。その結末が、日本の賃金がアメリカの半分になり韓国以下になったというこです。


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