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日本には、質の低い外国人労働者しか来ない



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日本が先進国であった1980年代や1990年代には、人件費の低いブラジルから日系ブラジル人が出稼ぎに来ていた。今や、日本は韓国以下の途上国なみの賃金水準の国に転落した。ブラジル人にとって日本は賃金水準で魅力のない国になりつつある。


1993年から技能実習制度と称して、外国人労働者の日本への受け入れを始めた。技能実習なんて名ばかりで、実質的には低賃金の外国人労働者を日本に受け入れる政策です。


どこの国からキているのでしょうか? 技能実習制度の現状を知って置く必要がある。



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【出典】2022年1月28日の共同通信ニュース ‘技能実習生、21年に初の減少
コロナ入国制限で、外国人労働者’


先進国のアメリカから、アメリカの約半分の賃金水準である日本に働きに来るわけがない。韓国と同水準の日本に、韓国から劣悪な労働条件で日本に働きに来るわけがない。もはや、日系ブラジル人も10%未満です。

ベトナムが26.2%、中国が23.0%、フィリピンが11.1%となっている。賃金がより低い国にシフトしている。


ベトナム、中国、フィリピンの優秀な人材はどこに行くのか。

これらの国の人が外国の大学に留学する場合、英語圏であるアメリカのハーバード大学やスタンフォード大学、イギリスのケンブリッジ大学やオックスフォード大学に留学する。英語の通用しない日本の大学には来ない。

高卒クラスの低い学歴であっても同じです。平均年収が400万円で最低賃金が1000円を下回る日本と平均年収が800万円で最低賃金が1500円のアメリカ。英語が通用しない日本と英語が通用するアメリカ。優秀な人は、どちらの国で働きたがると思いますか?


もう、日本は先進国ではない。途上国から先進国に出稼ぎに来るわけじゃない。途上国から中進国と呼ばれるよりましな途上国に出稼ぎに来ている状態です。


優秀な人材はアメリカのような先進国に持って行かれ、優秀でない二流三流の人材が日本に来る。


少子高齢化を口実に、日本政府は外国人労働者の受け入れを拡大している。技能実習生の所得はどのくらいでしょうか?

2020年ににおける技能実習生の平均賃金は16万1700円です。技能実習にボーナス制度はないので、年収は194万0400円です。

2020年の非正規労働者の平均年収が176万円です。時給1000円で週休2日8時間労働で1年間働くと約2000時間労働となり、年収は約200万円です。

これで賃金水準が想像がつくはずです。低賃金労働者の受け入れです。


賃金というのは、残念ながら「需要と供給の論理」で決まる。時給1000円の低賃金労働者は、外国人労働者の受け入れ拡大で供給過剰になる。人手不足になっても、外国人労働者の受け入れ拡大で供給過剰の状態に戻される。

こんな供給過剰の状態で、非正規労働者の時給が上がると思いますか?


日本の平均賃金は約400万円です。平均年収の半分以下の年収200万円を下回ると相対的貧困です。日本では、正社員が勝ち組で非正規社員が負け組とされている。年収176万円の非正規社員は貧困層です。

外国人労働者の受け入れ拡大で、非正規社員の負け組である非正規社員の時給は最低賃金クラスから向上することはなくなる。なぜなら、時給1000円クラスの労働市場で供給過剰の状態が、政治によって人為的に作られるからです。供給過剰なのだから時給を引き上げなくても人員が確保できる。


このような体制で良いのか。考え直してみる必要がある。


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