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ボーナスは本当に増えたのか?



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2022年の春闘で大手は2.27%の賃上げ、2022年の夏のボーナスは増額されると報道されている。


日本経済新聞社がまとめた2022年夏のボーナス最終集計(6月30日時点)で、全産業の平均支給額は前年比10.47%増
【出典】2022年7月15日の日本経済新聞電子版 “夏ボーナス最高85.3万円
本社最終集計 好業績映し10.4%増” 


「ボーナスが増える」なんて報道はよくある。失われた30年の間にも、よく報道されていた。「景気回復で業績が改善し、ボーナスが増える」と報道されるのが一般的です。


本当でしょうか?


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平成28年は2016年です。平成22年が2010年、平成12年が2000年、平成2年が1990年です。グラフを見ればわかるように、失われた30年の期間にボーナスは横ばいです。増えてない。




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【出典】2021年08月05日の時事通信ニュース “大手、夏のボーナス82万円 コロナ下8%減、リーマン後以来の落ち込み―経団連”


近年の夏季ボーナスの増減率を見ても、増減率はゼロ金近辺です。マスコミ報道では、「ボーナスが増えた」という言葉が踊るが、実際には増えてない。横ばいです。



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【出典】2021年12月22日の時事通信ニュース “非製造業、過去最低 大手企業の21年冬ボーナス―経団連”


冬のボーナスを調べてみたところで、夏のボーナスと同じような結果しか出ない。ボーナスなんて失われた30年間に増えてない。




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【出典】2021年10月20日 朝日新聞デジタル 「韓国に抜かれた日本の平均賃金 上がらぬ理由は生産性かそれとも…」


「マスコミがボーナスが上がる!」と宣言しているが、実際にはボーナスは増えてない。主要国では、日本だけが年収が横ばい。結局、ここに戻る。



春闘について、以前にブログを書いた。失われた30年に2%程度の賃上げを繰り返している。2%の賃金上昇が30年間も続けば、単純計算で60%の賃金増であり、日本の平均年収は400万円から640万円に増えていたはずです。実際に30年間で18.1%増えていた計算になる。実際には増えてない。

〈参考〉
春闘の嘘を暴く(2022/05/20)



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【出典】2022年3月17日の朝日新聞電子版 "大企業の春闘で満額回答が続々 賃上げ、中小まで行き渡るか"


春闘での賃上げほど実態と乖離(かいり)しているわけでもない。しかし、30年間も横ばいのボーナスを、まるでボーナスが上昇しているかのごとくに報道するのは、いかがなものか。考え直す時期に来ているのではないでしょうか。

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